コラム
2021年10月29日
おいしい自然が大好き!
ちょいまるの野草・やさい活用術
【クサギの身で草木染 美しい空色に!】
身近なところで意外な発見!?

「ちょいまるさん」こと、NPO「地球と自然」理事長の中西崇雄さんに、ウーマンライフ本紙の「伊賀・名張版」で「おいしい自然が大好き!ちょいまるの野草・やさい活用術」を毎月連載いただいています。身近なものなのに意外な発見がいっぱい! 生活に取り入れると、体の健康だけでなく心も豊かになりそうなノウハウが満載です。
さて、今回はどんな発見があるのでしょう。ちょいまるさんに、野草や野菜などの役立つ活用術をご紹介いただきます。
クサギの実で草木染め
美しい空色に!

川沿いの赤と青紫のコントラストはクサギの実。草木染めで美しい空色のステージ衣装を作ろう。
食べたそうなヒヨドリさんに少し分けてもらって1番汁をとる。
1.青紫のクサギの実150gを洗ってステンレス鍋に入れる
2.水1.2リットルを沸かし、20分沸騰
3.実はザルにあげておく。
次は2番汁。
4.ステンレス鍋に実を戻してつぶす
5.新たに水を1.2リットルを沸かし、20分沸騰
6.ザルに布を敷いてこす。
いよいよ布の登場。
7.綿100%、約30cm×1mの薄手の布を2枚、豆乳の2倍薄め液1リットルに30分つけて脱水。
8.1番汁と2番汁を合体し約60℃に温める
9.そこに布を浸し、20分待つ
10.布を引き上げ軽く絞って水洗い
11.脱水して干す。
クサギの春の新芽は食べられる。詳しくは別の号で。
クサギを漢字で書くと…
ちょいまるさんのコラムはいかがでしたか?
「クサギ」とカナカナで書かれていますが、「臭木」と漢字で書くとインパクトがありますね(苦笑)。葉に悪臭があることに由来するそうですが、花はほんのり甘くいい香りがするそうで、赤いガクと青い実もとてもかわいいです。
藍染と並んで青く染められる染料植物として知られています。いつでも染められるように実を冷凍保存している方もいるそうですよ。
皆様も見つけた時に草木染にチャレンジしてみられてはいかがでしょう。
ちょいまるさんが教えてくれる「春の新芽の食べ方」も楽しみに待ちたいと思います。
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