コラム
2021年11月26日
おいしい自然が大好き!
ちょいまるの野草・やさい活用術
【簡単あずき茶で、からだも心もほっこりと】
身近なところで意外な発見!?

「ちょいまるさん」こと、NPO「地球と自然」理事長の中西崇雄さんに、ウーマンライフ本紙の「伊賀・名張版」で「おいしい自然が大好き!ちょいまるの野草・やさい活用術」を毎月連載いただいています。身近なものなのに意外な発見がいっぱい! 生活に取り入れると、体の健康だけでなく心も豊かになりそうなノウハウが満載です。
さて、今回はどんな発見があるのでしょう。ちょいまるさんに、野草や野菜などの役立つ活用術をご紹介いただきます。
簡単あずき茶で
からだも心もほっこりと

野鳥のジョウビタキがやってきた。オレンジ色が目立つ丸こいフォルム。かわいい。
そろそろ収穫時期を終える小豆(あずき)。栄養優等生。
体のメンテナンスにもよいと言われるあずき茶を作ろう。
①あずき大さじ2(約28g)を軽く洗ってから2~3分鍋で炒る。いい匂いがしてきたら
②水400㏄を注ぐ
③沸騰させてから弱火で20~30分煮る
④1回分のあずき茶ができる。
もっと簡単に作りたい場合。
①500㏄の保温水筒にあずき大さじ2を入れる
②洗って水筒内にお湯を半分ほど入れて振り、水筒を温める
③お湯を捨てる
④新たに沸かしたての熱湯400㏄を注ぐ
⑤蓋をして約8時間で完成。
食前に飲むとよい。
豆の粒はお米と炊飯してお赤飯にしよう。小豆パワーをダブルで!
分量はお好みで!
「小豆」は「アズキ」?「ショウズ」?
ちょいまるさんのコラムはいかがでしたか?
あずきは1300年前ごろに中国から伝来し、「古事記」や「日本書紀」にも五穀として紹介されています。小豆と書いて「アズキ」と読みますが、正しくは「ショウズ」読みます。当初、日本では「赤粒木」と書いて「アカツブキ」と呼ばれていました。それが後に「アズキ」となり、「小豆」の別の読み方として定着したそうです。
低脂質・高タンパクで食物繊維やビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
あんこや赤飯、ぜんざいなどもいいですが、ちょっと違ったお茶で楽しんでみてはいかがでしょう。
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