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特集「ラブコメは天使のため息」

2022年1月18日

特集「ラブコメは天使のため息2」①
ディボース・ショウ(上)(2004年コメディ映画)

監督 コーエン兄弟

出演 ジョージ・クルーニー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ジェフリー・ラッシュ/ビリー・ボブ・ソーントン

シネマ365日 No.3815

ええ、そうよ。

離婚訴訟で負け知らずの辣腕弁護士マイルズ(ジョージ・クルーニー)は、圧倒的不利な状態から、離婚訴訟でボロもうけを狙う女性マリリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)に逆転勝利。マリリンは復讐の炎に燃えリベンジに策をめぐらした。彼女は石油王ハワード(ビリー・ボブ・ソーントン)と婚約、マイルズに頼み一部の隙もない婚前協約を作ってくれと頼んだ。協約を交わした場合、離婚した財産は相手側(つまりマリリン)には入らない。彼女に一目惚れしていたマイルズは結婚式に招かれ(その男を棄てろ、マリリン、君にはビタ一文も入らないぞ)と心の中で叫ぶがマリリンは結婚。ところがハワードは愛の証として婚前協定をビリビリに破いてのみ込み、白紙に戻す。したがって離婚した場合莫大な彼の財産の半分はマリリンにわたることになった▼半年後、離婚したマリリンは大金持ちになっていた。マイルズとベガスの豪華ホテルで再会。そのホテルでマイルズは離婚弁護士総会のスピーチをすることになっていた。食事を共にしたマイルズは、お金は得たがどこか寂しげなマリリンに夢中。夜中にマリリンは親友サラが死んだと泣きついた。離婚太りで使いきれないお金を持ちながら独りで死んだ友達を思うと、我が身の切なさに耐えられないと。愛おしさに耐え切れずマイルズはその夜のうちに教会に駆け込み、彼女と結婚した。すぐに婚前協約を結ぶ。マリリンが大金持ちだと思っているマイルズはこれで安心だと言う。でもマリリンは愛の証に協約書を破り棄てる。だから離婚した場合、彼女の財産の半分はマイルズに行くわけね。総会でマイルズは「愛。この言葉を離婚弁護士は恐れます。しかし今日の私は心を裸にしています。愛を恐れるなかれ。恥じるなかれ。愛は最高。離婚弁護士会長を今日限り辞任し、ロスの貧しい地域で公共のための無料奉仕に身を捧げます」演説は万雷の拍手で迎えられた▼その後テレビを見ているとマリリンの前夫がドラマに出演している。彼は昼メロの役者だった。あの結婚はインチキだった、マリリンは大富豪どころか一文無しなのだ、とわかった時は遅かった。婚前協約書は破棄され、マイルズの財産の半分はマリリンに行く。マリリンはテキパキと手を打ち「私の家から15キロ以内には近づかない裁判所命令よ」「君の家? 僕の家だろう」「離婚が成立したら私の家よ」。マリリンは意気揚々とベガスからロスへ機上の人となる。しかしマリリンの表情をみた客室乗務員は「あら、ベガスで負けたのね。顔を見たらわかるわ」。マリリンは寂しげに答えた「ええ、そうよ」。

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