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特集「最高のビッチ」

2022年4月8日

特集「最高のビッチ15」⑧ジェニファー・ローレンス1
世界にひとつのプレイブック(上)(2013年 恋愛映画)

監督 デヴィッド・O・ラッセル
出演 ジェニファー・ローレンス/ブラッドリー・クーパー

シネマ365日 No.3895

ちぐはぐな友情

ヒロイン、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)は、映画も中盤に入ってから登場します。それまでもう1人の主人公パット(ブラッドリー・クーパー)の躁うつ状態が繰り返されます、彼はかなり重症でして8カ月精神病院に入院して退院したばかり。元妻ニッキーへの恋慕断ちがたく、接近禁止令も無視して騒動ばかり起こす。彼は元歴史の教師で退院後は両親の家にいる。父親も母親も息子の突拍子もない感情の起伏に飛び上がるスリリングな毎日だ。30男が親の家から出られない。でも彼は薬物治療を拒否し、運動と食事で社会復帰に取り組む真面目な青年だ。友人であるロニー夫妻の夕食に招かれ出会った女性がティファニー。ロニーの妻の妹である。のっけから過激である。ロニーの家を辞したパットを追ってきたティファニーは「すぐわかったわ。私とヤル?」。パットはタジタジ▼パットが入院する羽目になったのは、彼が帰宅すると、妻と歴史の教師が風呂場で不倫の真っ最中、パットが暴力を振るったことが原因だ。にもかかわらずパットは妻を恋しがる。ティファニーは、事故で夫が急死したショックでセックス依存症となり、職場の男女11人と寝て解雇、今は失職中でセラピーを受けている。どちらも薬物治療を拒否していることから話が合い、食事に行くが話題がニッキーに及び「君みたいな変態と付き合って、一緒にされたくない」「私はイかれたアバズレ未亡人よ。あなたは偽善者で優柔不断のウソつきよ。私は心を開いたのにあなたは非難した」と正面衝突。ティファニーはせっかく「ニッキーに手紙を出したら? 時々姉と一緒に会うわ。その時に渡してあげるわ」と橋渡し役を買って出ていたのに、パットがよりを戻す唯一のチャンスは消えた▼ダンスが得意なティファニーは自分を取り戻すために、ダンスコンテストへの出場を決めた。ニッキーに手紙を渡す代わりにパットがダンスのパートナーとなることを交換条件にレッスンを始めた。気乗りしないパットだったが、ダンスを通じて、ニッキーはティファニーの社会復帰に協力する自分を見て振り向いてくれるかもしれない、そう期待し熱心に練習に励んだ。レッスンは順調に進むが、アメフトのノミ屋をしているパットの父が全財産を賭けた勝負に負けた。父親のゲン担ぎで当日の試合を見に行ったパットはファン同士の騒動に巻き込まれ傷害事件を起こす。いいことなしのパット一家にティファニーは大胆な提案をした。自分たちのダンスコンテストの得点(平均点5点以上)と、アメフト最終戦の賭けをダブルセッティングする。パットは見せ場を作る大技を完成させたいが、いまいちパットは熱が入らない。気乗り薄だ。そこで「実はニッキーから返事をもらってある」と打ち明け「技を決めたら開封する」。すぐ読まなければ気持ちが定まらない、とパットは粘り、胸を震わせ手紙を開けた。「今はまだ時間が必要みたい。でも前向きなあなたを知って嬉しいわ」。そんなことが書いてあった。しかもニッキーは当日コンテスト会場に見に来るというのだ。パットは奮い起つ。彼らのちぐはぐな友情はどこで恋愛に変わるのか、焦点はダンスコンテストに絞られました。

 

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